鳥山先生が再びペンを握った。この事実にまずありがとうございますとなってしまうあたりつくづく鳥山信者だなぁと思います。ジャンプ本誌に鳥山先生の漫画が載るのは
7年ぶり。ネコマジンがもう7年前なのかぁ・・・しみじみ。
KINTOKI-金目族のトキ- 銀時とは特に関係ないっぽい金目族最後の生き残りである青年トキは町のはずれで人知れず暮らしていた。金目族の血を絶やさないため結婚し子孫を残す必要があったトキは町で占い師をしていたメルルーサ(自称金星人)に結婚を申し込む。あっさり断られてしまうトキであったが、その後メルルーサを狙う悪者が登場し云々・・・
まぁ要するに
いつもの鳥山漫画でしたよっと。

金目族のトキ。
北斗神拳使えそうな名前だな鳥山作品の主人公にしては珍しく終始ダウナーなテンションでちょっと新鮮だったり。意外な年齢に驚きました。メルルーサはヒロインと言うにはどうにも
おばさnおや誰か来たようだ。
感想から言うと、とても楽しめました。
面白かったよ!信者フィルター通しまくりの自分としては当たり前の感想ではあるのですが、そういう贔屓目を抜きにしても読み切り作品としてうまく出来てると感じました。ストーリーはいたってシンプルなんですよ。決して凝った設定とは言えないし、特別な仕掛けがあるわけでもなし。それでも読者を引き込む何かが確かにありました。コマ運びの上手さが効いてるのかな?絵の見やすさについては言わずもがな。
本筋はいたって真面目に展開されるのですが、随所にギャグ要素が挟まれていて暗くならずに済んでますね。
というか敵キャラの造形が完全にギャグ漫画のそれです(笑)

そして躍動感溢れる戦闘描写が相変わらず素晴らしいのです。

それでいて見やすい戦闘描写、最高です。あと敵の爺さんが凄くかっこいい。こういう真面目な造形(?)のキャラは久しぶりかもしれませんね。桃白白に近い感じかな?絵柄はDBほど鋭くはなく、ネコマジンほど簡素なものでもなく、たぶん今の鳥山先生がシリアスな漫画を描いたらこういう風になるんだろうなぁといった感じ。戦闘シーンが特に力が入ってたように思います。
しかしまぁなんだ、絶滅寸前の種族の生き残りが人知れず暮らしていたという設定は
「ある日宇宙人が地球に飛来」と肩を並べる
鳥山作品の定番パターンと言えましょう。何だこの安心感は。

そういえばトキの見た目が
サンドランドのベルゼブブにちょっと似てますね。
そして作中に出てくる龍の名前が
雷龍(サンドラ)・・・さんどら・・・サンドランド・・・いやこれはこじつけか。あとは服装がグレートサイヤマンそっくりだったり、通貨がDBと同じゼニーだったり、なかなかにやりと出来る発見があります。
この作品は読み切りですが、一つの出来事が終わりさぁこれから冒険が始まるぞとなったところで締められていて、ないだろうけどもし連載になったらこの続きをやるんだろうなぁと淡い期待をしてみたり。
巻末コメント
忙しい中で久しぶりの漫画執筆はホントにキツかった!
こんなの毎週描いてる漫画家さん達って偉いなあ。<明>
ざっとネットを見渡してみると
漫画本編よりも巻末コメントの方が話題になってるような気がします・・・(笑)
忙中閑ありといったところでしょうか。並行して何か別の仕事をやってるのかな・・・?
今回の作品も含めた鳥山明○作劇場4巻の刊行を強く望みます。
まぁそんなわけで色々書きましたけど、何も考えずに手にとって気軽に読めるこの敷居の低さこそある意味最大の魅力なのかも、とかそんなことを考えつつ感想を締めます。
おすすめ!名作。
今回の読み切りと似た設定・世界観です。
そういやタイトルのKINTOKIって結局
「金目族のトキ」を略しただけかよ!